今日は残りの人生の最初の日

バツイチ・アラ還カウンセラー(元占い師)おりんの徒然

映画「スイッチ」を見て~Something Greatの大切さを感じるひととき~

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映画「スイッチ」のポスター

バツイチ・アラ還カウンセラー(元占い師)おりんと申します。

 

昨年から参加しているワークショップに「へそ道」というのがあります。

「4分の1の奇跡」等の映画作品を作られた映画監督、入江富美子さんが行っているもので、昨年のコロナを機会にご縁ができました。

へそ道

へそ道の看板を降ろされて、今はセレブレーションにしたなど、お話は長くなるので、さっと先に進みますね。

へその仲間の一人が、昨日のブログでご紹介した「スイッチ」をZoomで見る、という機会を今朝作ってくれました。この映画の中に、入江さんも登場しているのでみんなで見てシェアしよう!という企画でした。

急遽の呼びかけにも関わらず、30名近い人数が集まって一緒に鑑賞、そのあと感想のシェア会、映画に出演もされている入江さんもご参加くださり、濃いぃ時間になりました。

この映画は10年近く前に観ているはずなのですが、どのシーンも本当に初めて見たような気がしました。(だんだけ忘れっぽいねん!)

村上先生の活動、言動を中心に描かれているはいますが、普遍的なメッセージがてんこもりで1回見ただけでは消化不良な感じ。私たちの遺伝子には1ページが1000文字で1000ページの百科事典が3200冊分も書かれていて、この記憶が1グラムの200億分の1のところに入っている…。そのことをイメージしただけでため息が出るくらい途方もない話です。そして、その遺伝子の数パーセントしか、オンになっていない私たち。ノーベル賞を取る人も一般人でさえ、使っている遺伝子レベルで比較するとしたら、ほとんど差はない…。

”どんだけさぼってんねん、私”と、自分につっこみを入れたくなってくると同時に、アラ還だからこそ”これからオンにできるスイッチもまだまだあるはずやん”と鼓舞されたりもしました。(ネイティブは関西弁圏生まれのため、心の言葉が時々関西弁になるおりんでした 苦笑)

 

そして今日が10年目になる尼崎での列車脱線事故で生還された鈴木順子さんとそのお母さんのお話も、胸が熱くなりました。事故直後はタッパーにお豆腐を入れて、ぐちゃぐちゃにしたくらいの脳の状態だった順子さん。それが、お母さんの看護、ご本人の努力、医学の発展、そしてSomething Greatの働き(だと、おりんは思った)により、今では一人暮らしをされてプールでクロールができるくらいに回復されている姿、涙なしには見られませんでした。先日、NHK白血病から日本一に返り咲いた池江璃花子選手のお話にも驚かされ、感動し、勇気をいただきましたが、病気にしろ事故にしろ、自分の意志ではどうにもならないところに追い詰められたところから、生きているだけで素晴らしい、ということを体感し、それを伝えてくださることのありがたさを感じます。

 

鈴木順子さんのお母さんが、ご近所で暴れて「ぶっ殺すぞ」と言っている男の子に思わず言ってしまった言葉も印象的でした。記憶で書くと、こんな感じ。

「死ぬっていうことが、どんなことか分かってないやろ。うちの子は107人も死んだ時に助け出されて生きてるんや。お前に死ぬとか、殺すとか、軽々しく言うてほしくないわ。お前に殺されたら、お前が犯罪者になるんやから、おばちゃんは殺されたりはせんけどな。生きたくても生きられなかった命のこと、お前にはわからんやろから、おばちゃんが教えたるんや」と男の子を押さえつけたそうです。

娘が瀕死になって助かって、それがどれだけ有難かったのか、ということを体感していたからこそ説得力のある肚(はら)からの言葉に、男の子はぶるぶる震えた、ということです。

おりんも雇われている仕事では、毎日のように我が子がかわいくない、殺したいとさえ思ってしまう、子どもが暴れていて手に負えない、というお話をうかがってます。もちろん、おりん自身に何かしてさしあげるられることがあるわけではないし、児童相談所が関わったとして、どこまで何ができるのかは分かりません。そこまで追い詰められるのはその人たちだけのせいではなく、社会のせいもあるかもしれないし、そこからでも立ち直られるぞ、というSomething Greatからのお試しかもしれない。しかし、残念なことに、経験的にはなかなか立ち直れずに、心を病み、社会の片隅へと自暴自棄になって行ってしまわれる方が多い。でも、何かに気が付いた私たちができることは、そんな方たちも鈴木親子のように生きてるだけで、どれだけ素晴らしいことなのか、と生きられるようになることを祈り、そういうことで社会のバイブレーションって、変わっていって、一人でも大勢の人が幸せになっていくことを信じるしかないんですよね。

 

入江さんがシェアの時に今日話してくださったこと、

「信じるではまだ浅い。信じるきる、でももう一歩。信じおおす、というところまでいけたら一番いい。」

信じるに3段活用があったとは、思いもしなかったぁ。おりんは、信じる、という力が弱い、と常々思っていたところだったので、このお話もしみたなぁ。

 

村上先生は、2011年の3.11を機会に、魂のことを研究したい、と公言されたそうです。もしかしたら、そんなことを公言しなかったらノーベル賞をとれていたかもしれないくらいの研究成果をお持ちの先生。ノーベル賞よりも、魂のこと、Something Greatのことを伝えることの方がずっと大事だ、と思われたのでしょう。

 

そして、今日、映画を観て、いきなり驚いたのは、ナレーションをしていたのが堤江実さんだったということ。

おりんは江実さんの大ファンで、何度もワークショップにも出させていただいたり、お食事させていただいたりした元文化放送のアナウンサーで詩人なのですが、昨年、訃報を聞き、これもまたびっくりでした。

映画の最後には江実さんの詩が紹介されてました。

ありたい

 

今ここに

私が生きているということに

ただ素直でありたい。

 

生かされているということに

ただ謙虚でありたい

もうしばらく無料、その後は有料で見られると思いますが、ぜひ一度ご覧ください。

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村上和雄ドキュメント「SWITCH」
https://youtu.be/cQ7n6_ni7bI
(26日午前0時まで公開)
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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月の鈴 https://www.moonbell305.com 

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