「コントが始まる!」第4話~親が子を否定することの怖さ~
バツイチ・アラ還カウンセラー(元占い師)おりんと申します。
今回のメインは何と言っても瞬太とその母親の親子関係でしたね。
瞬太のやることなすことをすべて否定する母から、高校卒業と同時に去った瞬太。
親子関係が悪い、という相談は毎日のように聞いているけど、7,8年会ってない、しかも一人っ子って、なかなか根性あるし、何より経済的に自立している、というところが立派。母は相当寂しかったと思うけど、塞翁が馬ということよね。
子どもはいつでも、心の底では親のことが大好きなんだけど、思春期くらいから親とは距離を取っていく。これは当たり前の自然な成長。
親は自分の価値観からも離れていく子どものことが受け入れられなくて、あなたのため、とかなんとか言って、否定して、自分の価値観を押し付けようとする。結果、より反発されて、どんどん距離が開き、お互いのことが理解できなくなる。
瞬太も徹底的に否定されて、自ら距離を置いて、でも死の床にある母を見て、あんたを許す時間がない、と涙を流す…。嫌っていたんだけど、いつかは許したい、本当は大好きだし、母に認めてもらいたいと思っていた、ということ。
そして、今回もナイスプレイのつむぎちゃん。生い立ちも含めて、いいスパイスになってたね~。
つむぎちゃんの助言がなければ、瞬太は母が死ぬまで会いには行かなっただろうから。
ラストの「捨て猫」のコントの風刺は辛辣だったな~。
おりんが思うには、家猫になるために、拾ってもらうために、その人が犬がいいと言えば「ワン」と吠えて犬になろうとしたわけでしょ。これって、母が白を黒と言いなさい、と言われたら、黒と言っていた自分の過去への風刺じゃないのかな、と思いました。深読みしすぎかしら…。
育児中の方、子どもが言うことは、理不尽だとかおかしいとか、こっちがいいとか、いっぱいあるとは思うけれど、いったんは受け入れましょうね。
正しい道より、楽しい道の方が長続きするんですよ。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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