「コントが始まる」第6話より~大人になるってことの洞察~
バツイチ・アラ還カウンセラー(元占い師)おりんと申します。
「コントが始まる」、これまでにないドラマの感じ、相当面白いのですが、視聴率は伸び悩んでいるとか…。
世界は2極化している、とよく言われるけど、このドラマの面白さ、含蓄の深さ、考え込まれているシナリオに気づける人も2極化してるのかなぁ…。
今回も最初から最後まで、気を抜くことなく、すべてがハートウォーミング、というか、そういうことあるあるネタが満載だったなぁ。
下の名前で呼んでもらえない里穂子さんのキャラ。
俺にはなんもないぞ、気が付きだした春斗。
(お兄さんが、なんとバイトを始めたって、すごいぞ。引きこもりからの超回復、そしてそれを受け入れている家族のありがたさ。そこをさらっと触れている脚本、しびれるなぁ)
そして特筆すべきは、潤平と奈津美のなれそめと今、だよね。
普通、丸の内の一流企業に勤めているバリキャリOLと売れない、バイト生活の芸人って、付き合わないよね。
付き合ったとしても10年も続かない。
その大元にあるのが、砂浜で、しずんでいる奈津美を元気づけようと後輩にも協力させた「723」のナンバープレート作戦。
そんなばかなことを真面目に、大勢巻き込んでやれる潤平の人間力に奈津美は惚れたんだよね。それを思い出させてくれたのが、春斗。
素晴らしきかな、友情。
芸人ではなくなる自分とは奈津美は付き合ってくれないんじゃないだろうか、と不安を覚える潤平。
そして、潤平を陰ながら支えているという自負と共に付き合っていたのかも、と自分を振り返る奈津美。
このまま本当に別れるのかも、と思わせておいての、お風呂場でのサプライズ!
奈津美は、やっぱり潤平が好きだし、絶対後をついていこう、と思ったんだよ。
「一度ガキ臭いことを止めたら、戻れなくなるんだよ。昔できたことって、簡単にできなくなるからね」
大人になるって、子どもを捨てることなのかもな。
無邪気に、結果も、人目も気にせずできたことが、一度大人になってカッコつけてしまうと、すぐにできなくなってしまう。それはおりんもアルアルだな~。いつまでも子ども心を忘れない、って大事なことなのに、経験値が増えるにしたがって、効率や意味を考えすぎてしまうわけ。
このプロセスを踏んだからこそ、奈津美と潤平は今後ずっと大丈夫な気がする。
来週は、春斗や里穂子の未来に焦点があたりそうな予感。
どの役も皆さん、当たり役で、その演技の自然さに引き込まれていきます。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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