「コントが始まる」第5話より~努力は報われるのかどうかについての考察~
バツイチ・アラ還カウンセラー(元占い師)おりんと申します。
内容が重くなってきましたが、私たちの周りでもアルアルな話題なのかも、ですよね。
芸人の世界のことは、良く知らないけど、ちょっと昭和感も感じます。
ついに、マクベス解散が決定してしまいました(涙)
流れから、これは仕方がないことですよね。
最初に勢いで解散決めたのと、ここまで考えて解散を決めたのは重みが全く違う。
努力の考察前に、刺さったセリフ2選
「ほんとに空っぽの人って、誰かを助けたいって思うだけで動けないよ」
落ち込んでいるつむぎに瞬太が言うセリフ。
つむぎちゃんは、どうも自己肯定感が低い子で、本当に人の役に立っているのにそこが認められないんだろうけど、瞬太にはつむぎの優しさが魂の奥の方にまでしみついているから出てきたセリフ。
同感です。
「じっとしてるとろくなことない」
里穂子の働くファミレスの店長が麻雀で大事にしている考え方を里穂子がつむぎに伝えたセリフ。
前の瞬太のセリフとあいまって、このあたりの言葉から、つむぎちゃんも動き出したような気がするね。ついに姉の住まいから出て、自分で部屋を借りてしまった。里穂子は出て行ってほしくないし、つむぎもその気持ちはものすごくよくわかっているんだけど、自分の人生を歩くためには動き出さないと、と決めたみたいだった。
そして、お待たせしました。
「努力って報われると思いますか」
春斗が里穂子に尋ねると、里穂子は報われてほしいと思う、というような答えをします。努力が報われてきた人は、必ず報われると言うし、そうでない人は否定的な返事をする、という春斗の考察。なるほどな~と思いました。
おりんは学校の先生をしていたことがあります。
しかも教科は英語だったので、生徒を見ていると努力が報われない子がごまんといるわけです。実際に日本の英語教育の在り方はさておき、ほとんど努力をしない子がそれなりの点をとるのに、一生懸命やってる子がとれない。
勉強の場合、地あたまの差と言ってしまえば終わりだけど、おりんは努力している生徒たちにいつもこんな話をしていました。
「今回のテストの結果には結びつかなかったかもしれないけど、●●ちゃんが努力していたことを神様は必ずご覧になってるし、努力の仕方を知っている●●ちゃんはそのやり方を別のことに応用できる時がくる。だから、努力って無駄だって、絶対に思わないで」
みたいな。
里穂子も花の名前の例で、似たようなことを言ってた。
学校現場で、神様の話をしてよいものか、というところはあったけど、神様が抵抗あるなら”天”あるいは”おてんとうさま”という言い方をしてもいいと思う。あるいは、陰徳(誰も見てないところで善行を積むこと)と考えてもいいと思う。
努力って、結果を出すためにするものじゃない。
自分が自分にとって、どこまで頑張りたいのか、を決めるだけのこと。
その結果、何かが得られることもあるし、得られないこともあるけど、結果よりもプロセスが大事。だから、止める、という決断もそれは、努力の結果なんだよね。
だから、大きな視点で考えると、報われるかどうか、なんて、ものすごくちっぽけなこと。いつか天に還るときに、胸を張って帰れるのかどうか、そのためにするのが努力なんじゃないかな。
ちょっとカッコつけすぎたかしら。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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